大学入学半年!退学リーチ編

7/28。大学生活の終わりを予感した。
思い当たる罪状は3つあった。
・課題の答えをAI生成。
・答えを頒布。
・Excel課題、僕のファイルの名前変えて出してもバレないよ!と言いふらした。
やらかし過ぎてるせいで、どれを責められるのかわからない。悩んだ結果、とりあえず「答えバラまいたのバレて今これ」とストーリーに上げて寝ることにした。最悪、みんなで殴れば勝てるだろう。
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そして来たるは運命の日、7/30。なんとか抗はねばと、口裏合わせを決行。場所は図書館、集いしは8人のバカたち。しかもメンバーは全員男!女子は聡明だったようだ。
呼ばれた心当たりはと聞くと、『授業内容の要約』欄を丸々コピペした、と。やはりバカである……。
作戦会議の結果、ひとまずグループLINEに流したことは隠蔽することにした。僕は対面で、勉強のやり方とか教えてただけなんです!答えの画像を丸々貼ったNotionを学科LINEに流したりなんてしてないんです!
教授の部屋に入る時間は一人一人別で、およそ20分ごとに人が入れ替わった。また1人、また1人と部屋に入っては戻り……ついに僕の番が来た。
部屋に入ると、真正面には、横に長〜〜い湾曲モニター、左右には複数台のサーバー用PCが。こちらについては、蹴りの射程範囲内である。しかしそこに待ち構えるは3体の教授。年の功と数の不利から、早速勝てない予感を持ち始めていた。
「なぜ全く同じ要約を書いてる人がこんなにいるのか。」と、落ち着いた口調で聞かれた。というのも、全く同じ文が書かれたことが55回あったそうだ。待て、多すぎる。バラまいた自分が1番びっくりした。
こうやって詰められていくうちに、失敗に気づいてしまった。元々計画していた予定では、「答えは必要に応じて見せただけだ。やり方を教えただけで、丸写しさせるようなことはしていない。」と言うつもりだった。原文丸コピ勢は、最悪、勝手に見られたと言えばいいと。
しかし結局、チキンの僕は人を売るようなことはできなかった。事前の了承も得ていたのに。どうにか良い言い訳は無いものか。1時間半、事情聴取は続いた。
途中からは他の未説教の4人も部屋に入れられた。腕を組んで後ろにハンドサインを送ることでコミュニケーションが可能だった。しかしこの頃にはもう、緊張による疲れが回っており、言い訳を考えるどころか、話の整理すら困難な状態に陥っていた。
このような攻防の結果、僕が直接勉強を教えるにあたって、写真を撮ることを許可しており、そこから要約が漏れたということになった。
処罰は、8人全員この授業の単位不可。最初から事実を言ったとしても変わらない処遇となってしまった。
部屋から出てやっと、自分が果てしなく疲れていることに気がついた。それはみんなも同じようで、帰り道での口数は少なかった。
僕はこの件を通じて、重大な反省と教訓を得た。もう二度と、このようなことを繰り返してはならない。次からは、バレないように、文章部分を隠してバラまかなければならない、と。
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最後に。虚しくも惨敗を味わった僕は、最後の抵抗に出ることにした。そう、授業評価アンケートである。この場においては、あらゆる言論・表現の自由が許されるのだ!敗北者による陰湿な負け惜しみを食らうがいい。フハハハハ‼️‼️‼️‼️

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開園前から〇〇だった…現地民から見た「ジャングリア」


初めてジャングリアの存在を知ったのは、大学受験から合格発表までの暇な期間、親に教えられたのがきっかけだった。うちの代からそんなものができるなんて、運がいい、くらいに思っていた。しかし合格発表当日……早くも、ジャングリアにネガティブな印象を持つ出来事があった。
その日僕は何していたかというと、家族と共に名護市に来ていた。受かってる読みで、合格ならば一人暮らしの家の内見、不合格ならば全力観光!というのが目的だった。大学には合格していた。素直に喜びながら、入居者募集!の電話番号にTEL。しかしながら内見できる物件が一つも無い。どこもかも全て入居済み。これはおかしい!僕は学生課を尋ねることにした。
元から少し違和感はあった。どうにも物件が見つからないぞ、と。大学のパンフレットには、家賃相場は3万円程度と書かれていた。そのはずが、サイトを見ると、どれも5万円をゆうに越えるものばかり。
「どういうことなんスカ⁉️⁉️💦💦💦💦」
「ジャングリアのせいですね。」
窓口にて、学生課は即答する。そのはっきりとした物言いについ笑ってしまった。事情としては、ジャングリア建設にあたって、社員の方や工事に携わる方が一斉に引っ越してきたことが原因らしい。推薦入学の生徒は入居できているが、一般入学の生徒は漏れてしまう可能性が高い。大工さんたちについては、半年もすれば工事も終わって家を引き払うだろうというのが課の見立てだった。
「我々も、手立てを考えているところです。」と、学生課。
そうは言っても対処なんてムズいよなと、結論はなあなあのまま内地へ戻った。
家にて物件サイトを漁るのが日課になりつつあったある日、学生課から合格者に向けてメールが届いた。曰く、「留学生センター」「滞在型研修室」のどちらかを、仮住居として選べるらしい。外国の人と交流できるかも!そういう目論見で、留学生センターを選ぶことにした。
寮での暮らしは4ヶ月にわたった。家賃1万円で家電付き。大量発生したゴキブリを燃やしたりと、まあまあ充実した(?)生活を送れたのだが、これについては本題から逸れるため、また後日書くこととする。
大学に入学してから数週間も経たないある日、ジャングリアのバイトについて、自由参加の説明会があった。手招きのままに教室へ向かうと、机上にはチョコやせんべいが用意されていて、社員さんは笑顔で丁寧に─────お客様に接客するのと同じように案内してくださった。提示された時給は1200円。沖縄は1000円程度の低賃金が一般的であるため、貧乏学生としては応募しない理由は無かった。提示された中から希望するパートまで選ぶと、その場で面接の申し込みフォームに誘導された。
フォーム入力の数週間後、zoomでの面接があった。面接官は終始笑顔で、長所や短所、意気込み、シフトを入れられる日程等を訊いてきた。周りの合格者・不合格者を見るに、コミュニケーション能力が一般程度ある常識人かどうかを見られていたのだろう。面接を受けた殆どの人は受かって、友達が少なめのお客様🤡は落とされている印象だった。
後日届いたメールを見ると、合格が通知されていた。擬態は成功したのだ。しかし、ただ一つの懸念として、僕はバ先となるであろうジャングリアへの足を持っていなかった。バスが出るから大丈夫とは事前に聞いていたが、具体的にどの時間になるのだろうと思い、質問メールを送った。返信には添付されたバスのマップと時刻表が。しかし、そこに留学生センター付近は無かった。
名護市の地形は、超大雑把には、坂の上・坂の下という分け方ができる。ジャングリアは寮と同じ坂の上にあるも、山の奥の方にあり、とても通える距離では無い。そのため、通勤には坂の上のバス停が必要になってくるのだが、設置されているのは坂の下のみ。やむなく、内定を辞退することにした。
ここからは、知人から聞いた、ジャングリアのバイトのあれこれについて書いていく。
・「ジャングリアは成功するか?」については、僕視点では、懐疑的な意見しかないように見受けられた。
・研修期間中はBBQといった交流が盛んだった。本格的に仕事に入るとかなりきつい。しかし、高時給なので許せる。
・有名人が来たら、それとなく別の部屋に移された。トイレですと行って見に行ったら某有名人がいた。
弊学の生徒はかなりの数がジャングリアに従業しているのだが、友達が少ないためこれくらいしか書くことが出来なかった。悲しい。名護市のオープンチャットがあるのだが、そこでもどうせ流行らないとか、やはり評判はあまり良くは無かった。
また、プレオープンにあたって、弊大学の学生が無料で招かれた。プレオープン時点では目立ったトラブルが起きたという報告はなかったが、一度行ったらもういいかなとか、テーマパーク価格が酷いといったネガティブな感想がちらほら見られた。
ここまで散々書いてきたが、僕は別にジャングリアが嫌いなわけではない。オープンして間も無い間はトラブルなどあって当然だし、せっかくつくられたものの粗探しをするのも無粋なことだと感じている。僕も、廃墟になる前に一度は行ってみたいと思う。
記事は以上となります!ぜひ、フォロー・コメント・いいねよろしくお願いします。
【活動報告書】平和記念公園を巡って【慰霊の日】
6/23は沖縄独自で設定された記念日だ。起源は、沖縄戦で追い詰められた第32軍司令部が自決したのがこの日だったことにあるという。今回僕たちが向かった平和祈念公園は、彼ら含む戦死者242567人の名前が刻まれている「平和の礎」を包含し、当時の凄惨さを象徴する場所である。
現地には数多くの人々が集っていた。祈る人、報せる人、花を捧げる人、思想を掲げる人......。中には叫ぶ人もいたが、各々胸に抱える思いは真剣であった。こう書くと重々しい雰囲気が漂っていたかのように思われるかもしれないが、実際はそうでもない。暑さの中土に浮かぶ木漏れ日と、その影に涼むおじいちゃんおばあちゃんらが雑談する姿は、道を歩く僕らをほっこりさせてくれた。
公園には資料館がある。慰霊の日限定で、資料館の有料コーナーが無料展示されていたため、自由時間中はそこに足を運んだ。本来有料というだけあり、時間内では回れないほどのボリュームがある展示だった。表や映像記録が並ぶ中、印象的なのは当時の風景を原寸大で再現したモデルだった。そのコーナーではガマの中の生活や街並みが忠実に再現されており、当時の空気感を肌で感じることができた。
12時の黙祷を終えると石破首相の演説も聞くことができた。途中叫ぶ人もいたが、多く配備されていた警官に追い出されていた。演説が終わると、式が終わっていないにも関わらず即座に帰る人も多くいた。
演説終わりにLINEを開い時、集合の合図と不在着信に初めて気付いた。申し訳ない......。待機していたバスは僕の着席と同時に発車した。向かう先は首里城だった。現地に着くとまず、みんなで昼食を摂ることにした。レストランでは一番伝統料理っぽい雰囲気のあるものを頼んだ。後で友人に「味噌にお湯を注いで豆腐を入れる料理だった」と説明したら、「味噌汁やん」と言われた。確かに。食事後は階段を登ることにした。正殿が焼失してしまったとはいえ、その光景は圧巻だった。そう感じたのは多分、道が広かったのと、門がズッシリしていたからだと思う。あと、同行していた中国人留学生の解説が面白かった。お土産コーナーでは、店員のおばちゃんがめっちゃ話しかけてきて仲良くなった。雑談の中で、「神の島 久高島」を紹介された。名前がかっこいいのでいつか行ってみたい。
このような感じで、今回のフィールドトリップでは沖縄の理解を大いに深めることができた。僕も老いた頃にまた公園に赴き、道行く人を眺めるおじいちゃんになろうと思う。
【Apex 9 TKL JP】ゲーミングキーボードの購入を検討してる人のためのブログ
僕は今までに青軸と銀軸のメカニカルキーボードを購入してきた。それらと比較した上で、今回買ったキーボードの意外な「盲点」についても解説する。
ゲーミングキーボードの選び方
最初に断言すると、メカニカルキーボードを前提とする場合、どれを選んでも性能に差なんてほぼありません。
よって最も重視すべきはデザインと軸色、これのみです。
軸色についても、区分は青軸とそれ以外というざっくりとしたものでOKです。「それ以外」に含まれるのは赤軸や銀軸とか色々あるけど、プロゲーマーかキーボードマニアで無いならば、ぶっちゃけ差はほぼ感じません。
漫画家でない者がGペンを持っても絵は上手くならないように、素人がキーボードを変えてもタイピングは早まりませんし、ゲームは上手くならないのです。
という訳で選んだのは、軸色青以外andデザインのかっこいいApex9 TKL JPでした。
早速開封。しかし……
付属品のはずのType-Cが見当たらない。まじでどこ????
というわけで、本題に入ります。
ゲーミングキーボードの落とし穴
結果的に言って、この買い物には満足しています。打鍵感が良く、なによりカッコいい。
しかし一方で、購入前に懸念すべき重要なポイントも存在するので書いておきます。
リストレスト
パンタグラフのような薄型のキーボードを普段から使用していると実感し難いのですが、メカニカルはリストレストが無いとかなーーり疲れます。そのため、このキーボードを購入する場合は別途で用意する必要があります。
ソフト
このキーボードは純正ソフトである「SteelSeries GG」ではキーカスタムや発光の調整ができるのですが、とにかくバグが酷い。キーボードを認識しなかったり、色彩設定が反映されなかったり……。しかも多分、設定がキーボードではなくPC側のソフトに保存されるので、スタートアップで起動して認識できてないと初期設定に戻ってたりします。
オンボードメモリ搭載だとこの問題は解決するのですが、Apex9には搭載されているはず。ではなぜこのようなことが起きるのかと原因を探ると、こんな回答が。
僕は金欠学生なのでApex9捨てれません。耐えて使います。
というわけで今回の記事は以上です!
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【エッセイ】写真の世界から「漫画」を分析する【写真入門】
【写真入門】写真の世界から「漫画」を分析する【エッセイ】
漫画の作者は人も違えば知見も十人十色だから、読者としても分野によって読み方は様々だ。例えば、模型好きな鳥山明先生の作品に登場する乗り物は、実際の乗車まで想定された圧倒のディテールで描き出されている。
もし読者が乗り物に長けていれば、この絵を見て「あ、ここが〇〇方式だから〇〇できるんだ。」といった楽しみ方ができる。この文とタイトルから分かる通り、本稿では6年間写真部に所属していた筆者が「写真」という分野から漫画を紐解いてみる。
「美しい」とは?
……とはいえ、写真と漫画の共通点と言われてもあまり具体的なイメージは浮かばないかもしれない。
美しい写真 ───────「美しい」ってなんだ?
そもそも、多くの人の中で写真というものへの解像度は漠然としている。そこで、美しさというものをベクトルで分解してみる。美術の採点項目のような要領だ。色遣い、画質、明暗、etc……。
項目のひとつには「構図」がきっと含まれていることだろう。この構図こそが、写真や漫画、更にはアニメや舞台演劇にも通ずる、作品の「良さ」を大きく左右する要素となっている。
構図が「良い」とは
下の図1-1と1-2を見てほしい。
どちらの方が「良い」と思うだろうか。

当然、多くの人が1-2を選ぶだろう。次は図2-1、2、3を見てほしい。

この写真の主目的が空を写すことをならば2-1、家なら2-2になるだろう。ちなみに2-3は撮られがちだが、コンクールの表彰台ではあまり見かけない。もちろん例外はあるが、主題のはっきりしないアンバランスが理由だ。
これを突き詰めることで、良い写真はできあがる。即ち、美しさとは合理性に根ざしているのだ。
この考え方は、枠を用いたあらゆる表現に応用できる。例えば、Twitterやpixivで流れる、かわいい女の子がドン!といるだけのイラストでも、バズっている投稿の中でキャラの紙面占有率が8割を切るものはほぼ無いはずだ。
余談だが、アニメだと宮崎駿が構図のうまさは最強格という筆者の私見がある。
上達のために
簡単に説明してはみたものの、やはり構図にもセンスが必要なことは否めない。しかし、このセンスは磨くことができる。
個人的には写真からの入門がおすすめだ。これは筆者の体験談なのだが、実際に写真を撮ったり、評価されている写真を見ていくと感覚を養える。こんな視点が身について他分野にも応用が効くというのは意外な発見だった。歴史的には写真は生まれたてのため、初期は芸術として認められず排斥され気味だったのだが、この話をしだすと横道に逸れてしまうため割愛する。
構図が分かるだけでも、漫画を始めとした世の作品の楽しみ方が増える。カオスな美術館の絵も、構図は少しがわかるようになる。ぜひ皆さんも、作品を楽しむ際には「構図」に意識を向けてみてほしい。
余談
コンクールは芸術分野、コンテストは競技分野に用いられるらしい……。